遺言書を作るなら、やはり「公正証書遺言が安心」と聞いたことはありませんか?
自筆証書遺言と比べて費用はかかりますが、専門家が関与するため内容が明確で、安全性や確実性の面で大きなメリットがあります。
この記事では、公正証書遺言の特徴から作成手続きの流れ、費用の目安、行政書士がどこまでサポートできるのかまで、やさしく整理してお伝えします。
【公正証書遺言とは?自筆証書との違い】
公正証書遺言とは、公証人が作成する公的な遺言書です。遺言者の意思をもとに、公証人が内容を法的に整えて文書化し、原本を公証役場に保管します。
<主な違い>
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公証人が関与し、法的な不備が出にくい
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原本が公証役場に保管されるため紛失リスクがない
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家庭裁判所の検認が不要(すぐに手続きに移れる)
👉 自筆証書遺言との比較について詳しくは、
遺言書とは?書き方と基本を宇都宮市の女性行政書士がやさしく解説も参考になります。
👉 「検認が必要な遺言」について知りたい方は
もめた遺言・もめなかった遺言の違いとは?宇都宮市の事例から学ぶ【遺言教室vol.7】もご覧ください。
【作成手続きの流れ】
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内容の検討(誰に何を遺すか、誰を遺言執行者にするかなど)
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必要書類の準備(戸籍謄本、登記事項証明書、固定資産評価証明書など)
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行政書士などと相談し、文案の作成や財産目録を整理
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公証役場へ事前相談(電話や窓口)
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遺言作成当日、公証役場または出張にて作成・署名・押印
【費用の目安】
公正証書遺言の費用は、主に以下のような構成になります。
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公証人手数料:遺産の総額によって異なります(例:1,000万円で約2〜3万円)
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証人2名への謝礼:1万円から2万円程度×2名
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交通費や書類取得費用:登記事項証明書・評価証明書など
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行政書士報酬:文案作成や資料整理の支援など(別途お見積り)
【公証人の出張について】
病気や高齢などで公証役場に行けない方は、公証人の出張制度を利用できます。
病院や自宅、施設へ出張してもらうことも可能です(別途日当・交通費が加算されます)。
【行政書士ができるサポート】
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財産の整理や相続関係の確認
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遺言内容の構成や希望の文言の案分作成
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公証役場への事前相談や同行の段取り
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証人手配の支援
事前準備の段階で行政書士が関与することで、安心して当日を迎えられます。
【まとめ】
公正証書遺言は、「費用はかかっても、安全に確実に遺言を残したい」方にとって、非常に心強い方法です。
特に高齢者や家族間でのトラブルを避けたい方にとって、公証人のチェックが入ることで、安心感と法的な有効性がぐっと高まります。
当事務所では、初めて遺言書を作成する方でも安心できるよう、準備段階からやさしく丁寧にサポートしています。
お気軽にご相談ください。
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よくある質問
宇都宮市で公正証書遺言を作成するのに必要な書類は何ですか?
遺言者の印鑑証明書・戸籍謄本、相続人や受遺者の戸籍謄本、財産を示す書類(不動産の登記簿謄本・通帳の写し等)が一般的に必要です。内容によって追加書類を求められることがあります。
公証役場に行けない高齢者でも公正証書遺言を作れますか?
はい。公証人が自宅や病院・施設に出張することで作成できます。出張費用は別途かかりますが、遠方への対応も可能なケースがあります。
行政書士に依頼するとどのようなサポートが受けられますか?
遺言内容の整理・書類収集・公証役場との打ち合わせ・証人の手配・当日の立会いまで一連のサポートが受けられます。初めての方でも安心して手続きを進められます。
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この記事を書いた人
特定行政書士 入江 紀子
栃木県・宇都宮市に拠点を置く相続・遺言・終活専門の行政書士事務所。難しい法律を分かりやすく伝えることを大切に、地域の方々の「想い」を形にするお手伝いをしています。

