宇都宮市南図書館はじめての遺言教室が1周年|開催レポート

宇都宮市南図書館はじめての遺言教室が1周年|開催レポート

2024年9月22日
遺言書作成を考えてはいるものの、何から始めればよいかわからない、あるいは家族にどう話を切り出すべきか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。当事務所が主催する「はじめての遺言教室」は、そうした皆さまの不安を解消し、家族の未来を守るための第一歩をサポートすることを目的に、1年前からスタートしました。 月に1回の開催を重ね、少しずつ地域の皆さまに認知されるようになってきました。本記事では、この1年間の活動を振り返り、参加者の声と今後の展望をお伝えします。

「はじめての遺言教室」とは?

はじめての遺言教室の特徴と内容の図解
「はじめての遺言教室」は、遺言書作成の基本的な知識を分かりやすく学べるセミナーです。特に初めて遺言書に触れる方々を対象としており、内容は以下のように進行しています。  
  1. オリジナルの小冊子で学ぶ遺言書の基本知識:参加者全員にオリジナルの小冊子を配布し、遺言書の種類や役割、法的な効力について解説します。小冊子にはイラストなどを多く用い、参加者がイメージしやすい内容になっています。
  2. 事例紹介を交えた説明:実際にあった事例をもとに、遺言書がどのような場面で役立ち、どのような影響を与えるのかを説明します。家族間での意見の違いや、遺言書がないことで生じるトラブルを避けるためのポイントについて、具体的な事例を紹介することで理解を深めていただきます。
  3. 質疑応答の時間:セミナーの最後には、参加者の疑問や不安に直接お答えする質疑応答の時間を設けています。初めて遺言書作成に向き合う方でも、気軽に質問できる雰囲気を大切にしており、実際に「このような場合はどうすればいいのか?」などの質問にも丁寧にお答えしています。
これらのステップを通して、参加者の皆さまが遺言書の知識を深められることを目指しています。

1年間の歩み:定着してきた実感

はじめての遺言教室1年間の実績データ図
最初から少人数制でのスタートでした。遺言書に関する話題は重いと感じられやすく、少人数でも参加者が集まるかどうか不安もありました。しかし、少しずつ口コミや広告などでの情報発信が功を奏し、毎回定員を超える申込みをいただくようになりました。 特に嬉しかったのは、「遺言書を作ることに前向きになれた」「家族を守る準備を始めるきっかけになった」といった感想をいただいたことです。また、月に1回の定期開催というスタイルが「いつでも参加できる」「自分の都合に合わせやすい」といった安心感につながり、リピーターの方も増えてきました。 この1年間で延べ100名近くの方にご参加いただき、多くの方が遺言書の作成に向けて一歩を踏み出しています。特に最近は、リピーターの方が新しい参加者を連れてきてくださるなど、コミュニティが広がっていることを実感しています。

参加者の声と反響

セミナーで学べる3つのことの図解
これまでのセミナーでは、多くの参加者の方々から感想をいただいています。例えば、こんな声があります。  
  • 「夫婦で参加しました。自分たちの考えを家族に伝える大切さに気づきました。」 ご夫婦で参加された方が、二人でじっくり話し合う時間を持つきっかけになったとのこと。お互いの意見を尊重しながら、今後の家族の在り方について考える良い機会になったそうです。
  • 「最初はとても緊張しましたが、少人数で優しい雰囲気で安心しました。」 高齢の参加者からは、堅苦しい雰囲気ではなく、アットホームな環境でリラックスして学べたという声をいただいています。初めて遺言書に向き合うという緊張感が和らぎ、積極的に質問できたとのことです。
  • 「今すぐ必要ではないと思っていましたが、これからは家族のために準備をしておこうと思います。」 比較的若い世代の参加者からも、将来に備えて早めに準備することの大切さを理解し、行動に移そうという意識が高まったという感想をいただいています。
  • 「親の遺言書作成をどうサポートすればいいのか悩んでいましたが、参加して自分も一緒に作成しようと思いました。」 親の遺言書の作成を心配していたお子様が参加し、遺言書の必要性と手続きの流れを学ぶことで、親だけでなく自分自身の将来についても考えるようになったという声もありました。両親とお互いの考えや想いを共有することで、将来の準備を進めるきっかけとなりました。
このように、参加者の声からも遺言書作成に対する意識が変わり、前向きに取り組むきっかけを提供できたことを実感しています。

これからの展望

遺言教室参加者の声まとめ図
今後は、さらに多くの方々に遺言書作成の重要性を伝えるため、活動の幅を広げていきたいと考えています。特に、民間の終活サポート団体さまとの連携を強化し、終活全般に関するサポートを包括的に提供できる体制を整えていく予定です。 例えば、終活セミナーの共催や、団体が主催するイベントでの講演などを通じて、より多くの方に遺言書の必要性や作成手続きについて知っていただく機会を増やしていきます。また、終活に関する総合的なアドバイスを行う場として、遺言書作成だけでなく、相続やエンディングノートの作成、成年後見制度の活用など、さまざまな情報を提供し、ご家族の未来を安心して迎えられるようサポートしてまいります。 今後は、これらの活動を通じて、地域社会全体での終活支援のネットワークを広げ、家族の未来を守るための選択肢を多くの方にお届けすることを目指します。

まとめ

遺言教室これからの展望の図解
1年間の「はじめての遺言教室」を通して、多くの方々と出会い、家族の未来を考えるきっかけを提供することができました。参加者の皆さまの温かい声に支えられ、これからも宇都宮市をはじめ、近郊の皆さまに寄り添い、安心して遺言書を作成できる環境を提供してまいります。 遺言書の作成について、詳しいお話を聞きたい方やセミナーにご興味のある方は、ぜひKanade行政書士事務所までお問い合わせください。皆さまの不安や疑問に丁寧にお答えいたします。
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お気軽にご相談ください。お待ちしております。

よくある質問

宇都宮市で遺言書を作成するにはどこに相談すればよいですか?

行政書士・弁護士・司法書士などの専門家、または公証役場に相談できます。公正証書遺言を希望する場合は宇都宮地方法務局内の公証役場が窓口になります。

初めて遺言書を作成する場合、何から始めればよいですか?

まず「誰に何を残したいか」という意思を整理するところから始めましょう。財産の一覧(不動産・預貯金・証券など)を把握したうえで、専門家に相談すると具体的なアドバイスがもらえます。

遺言書の作成を専門家に依頼すると費用はいくらかかりますか?

内容や財産規模によって異なります。公正証書遺言の場合、公証人手数料のほか専門家への依頼料(3〜10万円程度)がかかることが多いです。初回相談は無料で受け付けている事務所も多いのでまず相談してみましょう。

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この記事を書いた人

特定行政書士 入江 紀子

栃木県・宇都宮市に拠点を置く相続・遺言・終活専門の行政書士事務所。難しい法律を分かりやすく伝えることを大切に、地域の方々の「想い」を形にするお手伝いをしています。